3度目のアイスランドは、再び母と行きました。
ですが、初めて冬ではないアイスランドでした。
1年と3ヶ月ぶり、まだ3度目なのに、アイスランドが見えてきたら、
「帰ってきたなあ」
と図々しく思っていました。
前回はアイスランドの後にノルウェーに行ったのですが、その両方の国でお世話になったJoe and the Juiceというデンマークのジュースバーは母がとっても気に入り、今回も出国前から
「空港着いたらまずJoe and the Juice だね」
と話していました。
ちなみにJoe はダニッシュ精神で世界中に店舗を拡大していて、昨年韓国にもオープンしました。日本にもいつか…!!
街に出ると、期待通り、陽が長かったです。
暗い、陽が短いアイスランドしか知らなかったので、感動しました。
だから、初めて青空が背景のハットルグリムス教会を見ることができました。
いつも通り、到着した日はただ歩き回る。
いつも通り、ホテルではなくてアパートメントに泊まったので、次の日以降の朝食の調達をする。カフェに行く。
しつこいようですが、私はまだ3度目、母は2度目なのに、
「帰ってきたね~」
「あれ、あのお店無くなっちゃったね」
などと話していました。
母にとってはアイスランドのお手洗いの水洗ボタンが懐かしかったようです。
明るくて4月の終わりのはずなのに、到着した日は風が強くて寒かったのでお散歩日和ではありませんでした。でもロピセーターと高揚感で全く問題ありませんでした。
母はサイケデリックな外観のパン屋さんでシナモンロールを購入
私はチェックしていたオーガニックの小さなグローサリーストアでSolheimarというコミューンのグルテンフリーブレッドやスムージー、フムス、果物、それからスキールを買いました。
私はプレーンやバニラやココナッツ味派、母はベリーやバナナなどのフルーツ味派です。
私たちにとってはゴールデンウィークでしたが、その季節は海外だと学校の年度末です。
18歳の高校三年生たちは毎年卒業の日に仮装してお祝いするDimission という風習があるらしく、バスで学校からレイキャビクの街中にクラスでお揃いの仮装姿で繰り出していました。
(DIMISSION IN ICELAND: What is this students’ tradition?)
グループに分かれて課されたミッションをレイキャビクの街中でコンプリートするという遊びをするそうです。
その年はたまたま、「アジア人を抱っこする」というミッションがあったようで、私たちは何度も抱っこされました。
一通りお散歩を終えて一旦お部屋に戻ってもまだ明るいので、明日以降の作戦会議をしよう、時差ぼけを無くそう、と、もう一度街へ出てカフェに行きました。
今回は初めてレンタカーを借りて遠出することにしたので、どんな車を借りるのか、何日間借りるのか、どこで借りてどこで返すのか、免許の無い私は想像力を使って頑張りました。
夜なのにコーヒーを飲める強い母はリコリスラテ。北欧はなんでもかんでもリコリスです。
22時になっても明るい。23時近くになってから夕焼け。
いつまでも出かけていられる気がして、どのタイミングで切り上げたら良いのか、わからなくなりました。