アイスランドは、エルフが住んでいるところには道路を作らないことで有名です。
このことについて、今回アスキヤという、アイスランドの中でもシンボリックな火山にスーパージープでガイドしてくださった女性が説明してくださいました。
彼女はアイスランドのハーブやお花、ベリーにも詳しく、道中とても楽しかったです。
✴︎ ✴︎ ✴︎
アイスランドには、エルフの会議に参加できる女性がいるそうです。道路を作るときは、彼女にエルフの会議に参加してもらい、その道路を作っても良いかどうかを聞くそうです。
その会議でオーケーが出れば、その道は作っても大丈夫です。
ガイドの方は、”When we listen to her, everything is okay.” と言っていました。
反対に、もしエルフの許可が無いまま道路を作ってしまうと、そこでは交通事故がよく発生してしまうと言われているそうです。
✴︎ ✴︎ ✴︎
エルフの認証済みの道路は走っても大丈夫ですが、オフロードは必ず避けます。
景色が良いところには、車を止めることのできるスペースが設けられていることがあります。
また、自分の足であっても、脆弱な苔や植物の上は踏み歩かないようにします。
アイスランドの自然を探検する上で守るべきことが詩的にまとめられた “The Icelandic Pledge” という文書が、Inspired by Iceland によって作られています。
こう書いていると、制限が多いように感じられるかもしれませんが、ルールを守っても、本当に剥き出しの自然の中に入っていくことができます。
(この写真だけ、春です)
動物もいます。
よくある光景:牧草畑
アイスランドを車で移動していると、ふとした光景がとてつもなく美しいことがよくあります。
車で移動できているところなので、エルフの許可はおりているはずですが、きっとエルフのハビタットにお邪魔しているのだと思います。ごめんなさい。