Spotify で毎週更新される Discover Weekly で、今週はとても好きになった曲がありました。
フランスのギター奏者で作曲家のTiti Robin さんの Pundela という曲です。
Pundela は、ラジャスタンのロマの人たちの歌だそうです。
ヨーロッパとインドが混ざっていて、とても懐かしい感じがします。
この曲を聴いて、やっぱりアコーディオンが好きだな、と思った一方で、
この曲と、小さい頃通っていたジャズダンス教室の発表会で使われていたアコーディオンの曲とが似ているから好きなのかもしれない
と思い出していました。
その曲のことは時々思い出すのですが、当時小学生の私は曲名のメモをしていなかったので、音は明瞭に覚えていてもなんという曲なのかがわからない曲でした。
その曲の作品は私が踊っていたわけではなく、ミラノちゃんという、ミュージカル Annie に2回も出演したみんなの憧れだった天才的な子と、新体操も習っていて技術の高い3~4人の女の子が出演していました。
舞台袖でその作品を観ていて、ミラノちゃんのダンスに衝撃を受けたことを今もありありと覚えています。
踊るというのはこういうことなのかと子供ながら感じた原体験のようなものだったと思います。それで曲のこともハッキリと覚えていました。
そのジャズダンス教室はAnnie を目指す子が多く、ダンス教室の子や姉の学校のお友達たちが毎年誰かしら出演していたので、毎年のようにテレビでオーディションのドキュメンタリーを観て、劇場まで足を運んでいました。
ポリー役だった蒼井優さんのことも観ていたと思います。
私の姉がオーディションを受けた時は、家中に覚えなければならないセリフや早口言葉を貼り付け、課題を一緒に楽しく練習していました。ちなみに私は自分に自信が無さすぎて一度も受けませんでした。
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Pundela を聴いてからまたその曲のことを思い出しつつ、まあ分からないだろうと流していたのですが、
プレイリストを作るお仕事に取り組んでいる時に、今回はアコーディオンの曲を入れたいなと思ったら、また記憶が蘇ってしまいました。
今度はいよいよ気になって、漠然とアコーディオンの曲を調べてみましたがやはり見つかりません。
ダンス作品のタイトルが「泣かないで」だったことは覚えていたので、日本の曲ではなさそうだけれど…と、ダメもとで「泣かないで アコーディオン 曲」と調べたら、なんと「泣カナイデ」という曲が出てきました。
おそるおそる再生してみると……
! ! !
あの曲でした。
見つけてしまいました。
Coba さんの曲。
「泣カナイデ」という曲ですが、泣かずにはいられませんでした。
演奏を聴きに行きたい、と思ったら、今年地元で開催される横浜音祭りでライブをされるというとても良いタイミングでした。
必ず聴きに行きます。
空気が通ってたくさんの音が出る楽器が大好きです。